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rico's gallery


「燃えるカンナ」by rico smith

 

rastaman bobo prophet pickney jamaican


 

絵を描くきっかけとなったのは、日本から来たイラストレーターの友人が、置いていってくれた水彩セット。当時はようやく私のジャマイカ生活も安定してきた頃だった。もう一度絵を描いてみようとジャマイカのアートスクールに行って、ハマった。キングストンにある、Edna Manley School of Visual Art (現在のEdna Manley College)で、夜間のお絵描きクラス。講師はこの学校の卒業生で、アバンギャルドで強い作品を生み出すジャマイカ人アーティスト、MR.ワレスとアフリカンのお二人。授業料は高いので、生徒の年齢層も高くて、でも画材の費用を捻出するのも厳しい生徒とかも多くて、人物モデルはいつも用務員のおじちゃんとかで、紙はペラペラの1枚10ドル(2〜30円)の安物使用。驚くのは、絵を描くのはほとんど初めて、という人が多かったこと。それがみんな描けるようになるんだよね。
お隣りのハイチやキューバのアートは有名だけど、ジャマイカは残念ながらアートの歴史も浅く、決してアートに力をいれているとはいえない国だ。学校で絵を習う時間は、皆公平ではないようで。そしてここには美術学校にあるはずのデッサン用の石膏像がない。一度
MR.ワレスに聞いてみたことがある。なぜ石膏像がないか。「よその国の神様なんか、なんで描かなあかんの」と岐阜弁では言わなかったものの、私の頭の中で鐘が鳴った、、。
MR.ワレスもアフリカンも、アフリカ意識の強い人で、作品は彼らの生き方そのままのようだ。

アートの歴史は浅いものの、この国に来てアートを感じる人は多いと思う。なんといっても光。光と影のコントラストがとてもはっきりしているから、どんなモノでも色が力強く映る。空の青、赤茶色の土、だいだい色のアキ、グリーンのブレッドフルーツ、その光に映るジャマイカ人。どれも存在感がある。

ジャマイカで、アートライフをエンジョイしています。rico's gallery内の絵はすべてアクリル画です。つたない絵と文ですが、ジャマイカの空気が少し伝われば、幸いです。

rico smith

 

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